目で楽しむ。
お菓子でも食事でもそうですが、食べるというのは味だけで成り立つわけではなく香りや見た目、感触などが合わさって感じるものだと思います。
先日篠田製菓を訪ねてくださったお客様は、甘いものを食べると一口目は甘さを感じるけれど、その後は何も感じなくなるというような味覚障害をもたれているようでした。
そのお客様は上生を買ってくださり、そのままお店で食べて行くことに。
すると不思議な事に2口目以降も甘さを感じるのだとか。
一般的な和菓子とそうは変わらない材料で作っていますし特別な製法をしているわけでもないのに、どういうわけか甘さを感じられるという事で、大変喜んで頂きました。
どういった理由でこんな事が起きたのか私達にもわかりませんが、もしかすると味というのは味覚を含めた五つの感覚にどう響くのか、なのかなと思いました。
上生菓子の美しさや店の雰囲気、交わした会話が、味覚の穴を塞いだというか、足りないピースを補ったのではと感じました。
食べる事が楽しくなくなるような障害って本当に辛いと思います。
篠田製菓のお菓子がお客様の気持ちに少しでも寄り添えたのなら、こんなに嬉しい事はないと感じています。
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Author:SHINODA |
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